会社不祥事の収め方

管理部門の仕事

管理部門の仕事は、企業で勤務する人たちが円滑に業務をしていくことができるようにサポートをしていくというものです。
ですがいくら必死に管理部門が業務を行っていったとしても、多くの人が集まる企業内においては突発的なスキャンダルが起こってしまうということもよくあります。
組織的な不正会計や重要事項の隠蔽行為が起こるときにはその責任の大半は管理部門にあるということになりますが、そうではなく個人が起こしたスキャンダルについては管理部門だからということで防ぐことができません。
具体的な事例を出せば、会社の業務と関係がないプライベートなシーンで起こしてしまった個人間のトラブルなどです。
実際にあった事例としては、傷害事件などを起こして経営幹部が逮捕されてしまったり、その他不倫や恋愛のもつれによるトラブルといったようなものがあります。

社内業務と関係のないところで起こしたそういう個人の資質的な事例については、つきつめれば会社組織とは全く関係のないことですから管理部門が介入すべきことではないかもしれません。
ですがインターネットがここまで普及している現代においては、そんな小さなスキャンダルについても憶測などをもとに口汚くウワサされてしまうということもよくあります。
あまり勘ぐるのもよくありませんが、同業他社などライバルにあたる組織がここぞとばかりに企業ブランドを落とそうと、ネット上のさまざまなところでスキャンダルを書き散らすということも考えられます。
それでもトラブルを起こした本人が適切な処分や法的対応をしているのであれば、企業としては無視をしても本来的には問題はありません。

管理部門の役割

ただ問題になるのがそうしたウワサが先行してしまうことにより、対外的な評判もそうですが社内で勤務する従業員にも悪影響が及んでしまうということもあるということです。
またあまりにもウワサが長引いてしまうと、その年の採用にも大きな影響が出てしまうことにもなります。
そこで管理部門としては、もし企業経営と直接関係のないトラブル・不祥事が起きたときには、完全に無視をするのではなくある程度会社としての姿勢をきちんと示す広報活動が必要になります。
完全に隠そうとすると「隠蔽体質だ」とまた別の憶測を呼ぶことにもつながってしまうので、無理やり隠そうとするのではなく、世間的に納得ができるように説明をするということがよい対策になったりします。
型通りでなく柔軟な対応をしていくのも管理部門の役割です。