ビジネスキャリア検定

ビジネスキャリア検定の資格とは?

会社員に対して能力主義を求める会社が一般的になった現在、自分の実務能力を客観的に評価できる資格はスキルアップや転職の際にとても重要になります。
社内での昇進や昇給、有利な条件での転職を考えている人が取得しておくと役立つのが、ビジネス・キャリア検定試験です。

ビジネス・キャリア検定試験とは、ビジネスパーソンに求められる実務能力を評価するための試験で、試験問題は国が定めた職業能力評価基準をもとに試験問題が作成された、この分野では唯一の公的な資格です。
試験は分野ごとに分かれており、その分野で働く人に求められる専門職としての知識や実務能力を試験で評価します。

ビジネス・キャリア検定試験の内容

ビジネス・キャリア検定試験は、中央職業能力開発協会が行っています。
試験分野は人事・人材開発・労務管理分野、経理・財務管理分野、営業・マーケティング分野、生産管理分野、企業法務・総務分野、ロジスティクス分野、経営情報システム分野、経営戦略分野の8分野があり、そのそれぞれが1級、2級、3級、BASIC級の等級に分かれます。

BASIC級は最も基本的な等級で、学生や入社したての新入社員などが受験するのが一般的です。
3級は、これからリーダーや係長などを目指す人向けで、実務経験3年程度の人が対象となります。
2級は、課長やマネージャー職を目指す人向けで、実務経験5年程度の人が受験すると想定して試験問題が作られています。
1級は専門知識を活用する上級職向けで、部門長やディレクターを目指す、実務経験10以上の人が主な対象となります。

試験の申込方法と合格率

試験受験を希望する人は、インターネットまたは郵便払込票のいずれかで受験申請を行います。
インターネットでの受験申請は、中央職業能力開発協会のホームページから申し込みます。

(参考記事)
ビジネス・キャリア検定試験

2016年度前期に行われた試験の合格率は、試験や等級によって異なりますが、人事・人材開発・労務管理分野では1級が12%、2級が35.5%、3級が47.5%。
経理・財務管理分野は2級が23.5%、3級が42.3%。
営業・マーケティング分野は1級が13%、2級が47%、3級が57%。
生産管理分野は2級が33%、3級が55.5%。
企業法務・総務分野は2級が44.7%、3級が50.5%。
ロジスティクス分野は2級が41%、3級が58%。
経営情報システム分野は1級が13%、2級が41%、3級が47%。
経営戦略分野は2級が49%、3級が62%。

1級を受ける人はごく少数で、合格率も非常に低い難関です。
2級は経理・財務管理分野が難関となっています。
3級は比較的簡単ですが、それでも合格率は55%程度にとどまっています。