キャリアコンサルタント

キャリアコンサルタントの資格とは?

キャリアコンサルタントとは、それぞれに適切なキャリアコンサルティングを行うプロフェッショナルのことをいいます。
キャリアコンサルティングは相手のキャリアや能力、適性、関心などを元に職業の選択、能力の開発、今後の職業についての計画などに関するアドバイスを行います。
キャリアコンサルティングを受けることで、自分に適した職業を選んだり、職場内における自分の役割を理解したり、今後の目標を設定したりといった具体的な行動につながるプランが実現すると期待されています。
少子高齢化が進み、女性や高齢者の社会進出がこれからますます促進すると同時に、男女ともに育児と仕事や介護と仕事を両立させる働き方が望まれています。
このような状況下において、キャリアコンサルタントのニーズは高まっていますし、役割の重要性が増しています。

キャリアコンサルタント資格取得の難易度は?

キャリアコンサルタントは企業内では、従業員の育成を支援する役割を担い、従業員一人ひとりに対して具体的なキャリアプランを形成し、プラン実現に必要な知識や資格の習得、仕事の選択を支援します。
このほかにも行政機関や人材派遣業、大学などの教育機関などで活躍しています。

このようにキャリアコンサルタントの需要や重要性が高まっていることから、政府は2016年4月から国家資格に指定しました。
今後、キャリアコンサルタントは名称独占資格となり、国家試験に合格しキャリアコンサルタントの登録を行わなければ、キャリアコンサルタントと名乗ることはできません。

キャリアコンサルタントの国家試験は学科試験と実技試験があり、学科試験に合格しなければ実技試験は受けられません。
受験資格は、厚生労働大臣が認めた講習を修了した人で、労働者の職業の選択、職業能力の開発と向上、職業生活の設計に関する相談について3年以上の実務経験がある人です。

2016年8~9月に行われた第1回試験では、学科試験の合格率は77.8%、実技試験の合格率は66.0%、学科、実技試験同時受験者の合格率は47.6%でした。
2016年11~12月に行われた第2回試験では、学科試験の合格率は75.7%、実技試験の合格率は64.4%、学科、実技試験同時受験者の合格率は55.6%となっています。
2017年2~3月に行われた学科試験の合格率は64.3%、実技試験の合格率は63.2%、学科、実技試験同時受験者の合格率は49.3%でした。

キャリアコンサルタント国家資格の上位資格として、キャリアコンサルティング技能士があります。
国家試験のキャリアコンサルティング技能検定に合格する必要があり、指導者レベルのキャリアコンサルティング技能士1級は指導レベル、熟練レベルの2級に分かれています。