人事総務検定

人事総務検定の資格とは?

人事総務検定は、人事や総務部門で働くための知識や実務能力がどの程度身に付けているかを検定する資格で、一般社団法人人事総務スキルアップ検定協会が行っています。

検定試験は3級(担当者レベル)、2級(主任レベル)、1級(課長レベル)の3つのレベルに分かれています。
3級は人事・総務部門で初めて働く人から、ある程度の期間にわたって現場での実務経験がある人向けの、基礎知識に関する試験です。
2級はある程度キャリアを積んで、主任職相当の職務に付いている人向けのもので、実務に対応する能力や就業規則、労務管理などについての試験となります。
1級は、課長レベルの高度な知識が要求される試験です。
1級の資格を取得して人事総務スキルアップ検定協会に登録すると、指導者として活躍できます。

この資格は人事・総務部門で活躍したい人、現在実際に人事・総務部門で働いている人にピッタリの資格です。
このほかにも社会保険労務士を目指して勉強中の人も、勉強する範囲が同じ分野が多いので、こちらの資格を取得しておくと受験に役立ちます。

社会保険労務士の合格率は2015が2.6%、2016年が4.4%と非常に難易度が高い国家試験です。
国家試験受験の前にこの検定試験を受けることで、効率的な勉強が可能になります。
また、独立開業せずに会社員して人事・総務のプロフェッショナルを目指すなら、社会保険労務士の資格を取得しなくても、人事総務検定の1級取得を目指すほうがスキルアップには効果的だともいえますね。

既に社会保険労務士試験に合格している人でも、人事総務検定試験の資格を取得して協会に会員登録すると、法改正などの情報をリアルタイムで知ることができる上に、定期的に開催されるセミナーに参加することでさらなるスキルアップが実現できます。

人事総務検定試験の内容と難易度は?

人事総務検定試験の受験資格は特にありません。
試験は年に2回実施されており、2017年現在、受験料として3級は5,000円(税込み)、2級は7,500円(税込み)が必要です。

この検定試験はLEC(株式会社 東京リーガルマインド)が担当しており、受験申し込みも全国にあるLECの各学校の窓口または、LECのコールセンターから申し込みます。

この資格はスタートしたばかりなので、合格率などは公表されていません。
このため2級取得者がまだ少ないので、1級のテストは、2017年4月以降に開催される予定です。

3級は基礎的知識ですし、2級もある程度の実務経験があれば、それほど難しい試験ではありません。
また、3級と2級は試験を受ける代わりに、特別認定講習と名付けられた講義を受講しても資格が取得できます。
特別認定講習は3級は2時間半の講義を2回、2級は2時間半の講義を4回受講したあと、確認テストを受けるというものです。