マイナンバー実務検定

マイナンバー実務検定とはどんな資格試験?

2016年からスタートしたマイナンバー制度。
新しい制度だけに、詳しい知識を身につけている人が少ないのが現状です。
しかしマイナンバーは国民一人ひとりに、個別の認識番号がつく制度であるため、もしこの番号が他の人に知られると、個人情報が漏えいして悪用される危険もあります。

そこでマイナンバーについての正しい知識を習得し、マイナンバーを適切に取り扱って個人情報を保護できる能力があることを検定する、マイナンバー検定試験が登場しました。
この検定試験は、財団法人全日本情報学習振興協会が行っている民間資格です。

(参考記事)
マイナンバー検定試験

この資格を取得すると、マイナンバーの利便性とリスクの両方についての正しい知識が得られます。
マイナンバーは福祉や税金、災害が起こったときなどに素早くか簡単にアクセスできるとても便利な制度ですが、情報が漏えいしたり不適切に使用されたりする可能性もあり、フライバシーが侵害される危険が指摘されています。

マイナンバーは役所だけでなく、企業でも従業員の源泉徴収などの管理で使いますから、正しい取り扱いが求められます。
この資格を取得すると、マイナンバーが正しく利用されているか監視できるほか、企業などの研修会での講師としても活躍できます。
マイナンバーの取り扱いを行う分野で働くビジネスパーソンは、取得しておくとスキルアップにつながります。
マイナンバーに関する知識が得られるメリットのほかにも、マイナンバー実務検定の1級または2級に合格すると、個人情報保護士認定試験で、「課題Iのマイナンバー法の理解」が免除されるので、こちらの資格取得を目指す人にも有利になります。

マイナンバー実務検定試験の内容

マイナンバー実務検定は1級、2級、3級に分かれており、1級と2級または2級と3級を同時に受けることも可能です。
受験資格は特に設けられていません。

受験の申込みは、全日本情報学習振興協会ホームページにある専用の申込みフォームから申し込めます。
2017現在の受験料は、1級試験が1万円、2級試験が8,000円、3級試験が6,000円となっています。

試験はすべてマークシート方式で、1級試験の時間は120分。
80問出題のうち80%以上の正解で合格となります。
2級試験の時間は90分で、60問の出題のうち80%以上正解すると合格です。
3級試験の時間は60分です。
50問の出題のうち80%以上の正解で合格となります。

まだ誕生したばかりの検定試験であるためか詳しい合格率は公表されていませんが、合格率は80%以上と推測されており、きちんと勉強すると合格できる試験です。