年金アドバイザー

年金アドバイザーの資格とは?

年金アドバイザーは、銀行業務検定協会が実施している試験です。
主に金融機関で年金相談業務を行っている人を対象としたものですが、それ以外の業務についている人でも受験することは可能です。
金融機関の窓口で年金の相談やアドバイスを行うスキルがどの程度あるかを認定する試験です。

年金制度は国を支える大切な社会保障制度ですが、年金制度の見直し、年金給付の種類や支給要件、支給される年金が幾らなのかの計算方法など複雑な業務です。
年金アドバイザー試験は年金制度について深い知識を持つ専門家として活躍できる資格です。
また、ファイナンシャルプランナーや社会保険労務士など、他の資格を持っているとがこの資格を取得すると、さらなる業務の拡大が期待できます。

年金アドバイザーの試験内容

この試験の受験資格は特にありません。
試験は4級、3級、2級に分かれています。
4級は、最も初歩的なランクで、年金の基礎的知識を持っている人向けの試験です。
3択問題で試験時間は90分。
満点の60%以上が合格基準となっています。
2017年現在の受験料は3,240円(税込み)です。

3級は、年金相談に応じられる基本的な知識と実践面での応用力がある人向けの試験です。
5択問題が30問、事例付五答問題が20問で、試験時間は150分。
満点の60%以上が合格基準となっています。
受験料は4,320円(税込み)です。

2級は、年金を専門に担当する人を対象に、年金や公的保険に関する相談や、企業などの研修の講師になって指導できる専門的知識を持っている人のための試験です。
回答は記述式で試験時間は180分。
満点の60%以上が合格基準となっています。
受験料は6,480円(税込み)です。

年金アドバイザー試験の難易度は?

2016年10月に実施された第135回試験の年金3級の受験状況は、次のとおりでした。
受験者数は9,140名で、合格者数は3,458 名。
平均点は52.09点、合格率は37.83%となっています。

2016年3月に実施された第133回試験の年金アドバイザー3級の受験者数は1万476名で、合格者数は3,252名。
平均点は47.89点、合格率は34.04%となっています。
年金アドバイザー2級の受験者数は1,903名で、合格者は429名。
平均点は41.55点、合格率は22.54%でした。

2015年10月に行われた第132回試験の、年金アドバイザー3級の受験者数は1万1,330名で、合格者は4,967名。
平均点は54.45点、合格率は43.84%でした。

主に年金3級の資格を取得する人が多く、合格率は30%台後半であることから、決してやさしい試験ではないことがわかります。
年金について幅広い知識をもち、しっかりと勉強しなければ合格は難しいと考えられますね。