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知的財産管理技能検定

そもそも知的財産とは何のこと?

知的財産とは、人が作り出したアイデアやブランド等、「形はなくてもとても価値のあるもの」を意味しており、以前は「無体財産」と呼ばれていました。
本に書かれた内容や、ゲームソフト等は「著作物」となり、ブランドは「商標」、車のデザインでは「意匠」と呼ばれ、それらは全て「知的財産」に含まれます。
知的財産とは、とても重要で大切な考え方ですが、身近な問題でありながら、実はあまり知られていないことも多々あります。

例えば、自分で購入した絵画やイラストを、自分のSNSやブログにアップすることや、会社が終わってから行う勉強会用の資料用に、参考書を買って皆でコピーして使うこと、絶対ヒットするアイデアを思いついたけど、このアイデアで特許をとること、等々、知的財産とは、あらゆる人の身近にある問題に関わりを持っています。

知的財産管理技能検定は国家試験

「知的財産管理技能検定」とは、技能検定制度のもとで実施されている「知的財産管理の職種」に関する資格をとる為の国家試験です。
この「知的財産管理の職種」とは、知的財産の創造、保護、または活用を目的として、自己、あるいは所属する企業や団体の為に業務を実施する職種のことをさしています。
具体的には、リスクマネジメント、開発戦略、マーケティング等、また、知的財産の保護、保護の為の戦略、手続き管理、ライセンス契約、マネジメント等があげられます。

「知的財産管理技能検定」は、これらの技能と、その知識の程度を測る試験であり、2004年から実施されていた知的財産教育協会による「知的財産検定」が移行したものになります。

「知的財産管理技能検定」の必要性

人のインスピレーションから生まれる「知的財産」は、アイデアが生まれる限り無限に作り出すことが可能です。
これを「権利」として確立、活用できれば、日本のような島国で資源の少ない国にとって、知的「資源」にすることができるようになります。
この為に、日本政府は知財民度の向上を目指し、様々な政策を試みており、また、ビジネスパーソンの間では、知的財産に関する職種に注目が集まっています。

「知的財産管理技能検定」の種類

「知的財産管理技能検定」の試験は難易度によって1・2・3級に分かれています。
1級は専門分野により「特許専門業務」「コンテンツ専門業務」「ブランド専門業務」の3つに区分されており、この検定のレベル設定や試験範囲は、経済産業省の「知財人材スキル標準」を基準にしています。
試験は学科試験と実技試験で行われ、両方の試験に合格する必要がありますが、どちらか一方合格した場合には、次回の受験の時は合格している試験は免除となります。